小鳩くんの就活

就活しています。思ったことを書いていきたいです。

内向性と外向性、それと就活

「私は内向的な人間です」最近こういう人が多くいるような気がします。かく言う私も内向的な人間です。
私達は知らないうちに外向的教育を受けさせられています。嫌なイメージを持っている人も多い、2人組を組みましょう、であったり、グループワークなんかもそうですね。分からなくても黙っているより発言したほうがいいよとか。
このような教育は外向的なことが正しいという前提で進んでいます。芸術家や発明家などは小学校の頃などはいじめられてたという話もよく聞きます。人それぞれ、自分が最大限の力を発揮できる環境は異なるわけで、知らず知らずのうちに外向的な環境というのは作られていくのです。
ここからは就活の話です。
就職活動をしていると、誰もが必死に外向的アピールをします。サークルの副リーダーをしていた、外国でボランティアをした、など種類は様々です。潜在的な意識の中で内向的はよくなくて、外向的がよいという考えがあるのでしょう。外向的な国民性と思われているアメリカ人でも外向的な人は1/3-1/2と言われています。日本人だとしたらもっと少ないでしょう。そうであるならば、そのようなアピールはあまり意味のないものであることもわかるはずです。
外向的が良いと思うのが本人の思い込みによるもでないのかと思われるかもしれないが、そうでもありません。模擬面接でも、外向的であることをアピールしましょうと言われます。
本人の気質はすぐに変わるものではありません。内向的であるのに、外向的に行動することはエネルギーを多く消費し長続きしません。その人にとって最適なレベルで生活することがもっとも生き生きとした人生が送れるはずです。
クリエイターの多くは内向的人間だと、スティーブ・ウォズニアックも言っています。日本の既存の教育、就職活動ではクリエイターは生まれないのではないのかなと感じた次第です。